# AI Loop Starter — 汎用90分チュートリアル

## 狙い

ClaudeやChatGPTの機能説明から始めず、本人の「今好きなもの」から始めます。AIの知識と接続力を体験し、本人の好みを学習させ、一枚のLPを企画します。その後、現在使っている環境に合う方法でLPを成果物化し、継続的に育てる実行AIへ移ります。最後にPMPJ型ループエンジニアリングの入口を示します。

## 所要時間

| 時間 | 体験 |
|---:|---|
| 0〜10分 | 好きなものとAIの接続力 |
| 10〜20分 | 本人の取扱説明書 |
| 20〜35分 | LPのPhase A |
| 35〜50分 | LP初版を成果物化 |
| 50〜75分 | 実行AIでプロジェクト化 |
| 75〜85分 | 必要なら公開 |
| 85〜90分 | PMPJの種明かし |

## 環境の対応

| 役割 | Claude系 | OpenAI系 | 一般形 |
|---|---|---|---|
| 壁打ち | Claude Chat | ChatGPT | 通常対話AI |
| 成果物作成 | Cowork | ChatGPT Work | ファイル作成エージェント |
| 継続実装 | Claude Code | Codex | 実行AI |
| 常設指示 | `CLAUDE.md` | `AGENTS.md` | 環境固有の指示ファイル |

## 開始方法

利用者は現在使っているAIへ共通URLを渡し、次だけを伝えます。

```text
このURLを全文読んで、書いてある通りに始めて。
［共通URL］
```

AIは自分の実行環境を内部で判定し、利用者へ製品名を尋ねずに開始します。

## Scene 1：好きなもの

最初の質問：

> 今、仕事と関係なくてもいいので、なぜか時間や金を使ってしまうくらい好きなものは何ですか？

回答後、その対象の何に惹かれているのかを一問だけ深掘りします。歴史、文化、ビジネス、技術、心理から2〜3領域をつなぎます。現在の事実はWebで確認します。

## Scene 2：本人理解

最大6問で、期待する役割、回答の深さ、選択肢か最善案か、反論の強さ、得意と退屈、公開禁止情報を確認します。

結果を `USER_PROFILE.md` にします。

終了の一文：

> 相わかった。では、改めてLPの作成に移ろう。

## Scene 3：LPのPhase A

本人の興味からLP案を3つ出します。各案で、対象者、欲求、CTA、本人だから言える一言、証拠、今日捨てるものを明示します。

選択後、最大3問で `LP_BRIEF.md` を確定します。実績、資格、レビュー、数字を創作しません。

## Scene 4：成果物化

ファイルを作れる環境なら、`USER_PROFILE.md`と`LP_BRIEF.md`を正本に一枚の静的LPを作ります。

通常チャットなら、成果物作成環境または実行AIへ渡す `IMPLEMENTATION_HANDOFF.md` を作ります。

## Scene 5：なぜ実行AIか

LP初版の後、次を聞きます。

> もうLPは作れた。では、なぜわざわざファイルやコマンドを扱える実行AIを使うと思いますか？

一回の成果物が、修正、検査、公開、引継ぎを伴う「プロジェクト」へ変わると、会話ではなくファイル、検証、履歴が必要になると説明します。

## Scene 6：Loop v0

最初は次だけを作ります。

- 環境固有の指示ファイル
- `USER_PROFILE.md`
- `BRIEF.md`
- `ACCEPTANCE.md`
- `CURRENT_TASK.md`
- `DECISIONS.md`
- `README.md`
- 成果物

## Scene 7：PMPJ

最後に次を伝えます。

> 今日やったのは小さなループだ。Phase Aで何を作るか決め、Phase Bで完成条件を固定し、Phase Cで実装と検証を行い、Phase Dで公開後の変更を扱う。仕事が大きくなると、このループ自体を作り込む必要が出てくる。

中心思想：

> AIはミスする。だから、ミスがPASSや完了として通らない構造を作る。

完全なPMPJは一枚のLPには重すぎます。複数案件、長期作業、証拠付き受入、独立レビューが必要になったときに導入します。

## 安全

- 公開してよい個人情報を本人が決める。
- 架空の信用材料を作らない。
- 成人向け、不動産、投資、医療、法律などは規約・資格・法令を確認する。
- 外部公開、送信、課金、削除は人間が承認する。
- 最初からPC全体や知識庫全体を実行AIへ渡さない。

## 終了時の質問

1. 今日の中で、自分でも使うと思った場面はどこか。
2. 今の仕事で、毎回説明し直していること、または同じ失敗が起きることは何か。
3. 次に一つだけAIと完成させるなら何か。

その答えを次回のPhase Aにします。
